ゆーきゃんのカメラブログ

カメラが趣味の社会人。

PENTAX K10DのCCDセンサーが絶妙な描写をする。

昨年のちょうど今頃、CCDセンサーの写りがどうしても気になってPENTAX K10Dを中古で購入しました。どんなカメラなのか気になってる方の参考になれば幸いです。

 

カメラグランプリ受賞の伝説のカメラ

K10Dは2006年11月に発売されたカメラです。2024年現在からするとだいぶ古い機種ですね。いわゆるオールドデジカメです。今書いていて18年経とうとしていることにびっくりしました。

当時では高画素の1020万画素CCDセンサーを搭載、ボディ内手ぶれ補正や優れた防塵防滴性能も評価され、2007年のカメラグランプリを受賞しています。

僕は2020年からカメラを始めたCMOSセンサーしか知らない世代。今頃になってCCDセンサーに興味がわき、買ってしまいました。

PENTAX K10Dの魅力

僕が1番魅力だなぁと感じていることは、大量にあるペンタックスのオールドレンズをストレスなく使えるというところ。

電子接点がないオールドレンズでも、マニュアルモードにしてグリーンボタンを押すことで絞込み測光をしてくれ、シャッタースピードを適正にしてくれます。撮るまで撮影結果がわからない一眼レフではありがたい機能ですよね。マニュアルモードなのに絞り優先みたいな使い方ができるのは面白いですよね。

PENTAX K10D + smc PENTAX-FA 35mmF2AL

いかにもデジカメな色味

これは当たり前の話になりますが、少し古い色味で写真が出てきます。特に空の青が独特で、結構濃く出てくる印象です。CMOSセンサーはすっきりと空の青が出てくるので、CCDの写りは、令和では逆に新鮮に感じます。

PENTAXのオールドレンズや古めのAFレンズも描写は独特で、パープルフリンジが出まくったり、ボケが独特だったりします。それも味になって「なんか良い」写真がよく撮れるなぁという印象です。

下の写真もなんか良いなぁと思うんですよね。この景色を見た時の「良い」と思った瞬間の雰囲気をしっかり残してくれるというか、CMOSでは撮れない良いバランスの画になる気がします。

PENTAX K10D + smc PENTAX-M 28mm F2.8

購入方法のおすすめ

2006年発売のカメラなのでもちろん新品がありません。なので興味があってもどこで購入するのが良いのか悩まれる方も多いと思います。

個人的におすすめの購入方法は、ハードオフで見つけることです。某デカいの店舗には2回行ったのですが、2回とも置いてありました。結構状態も良さそうで、大体1万ちょっとだったと思います。

ちなみに僕はメルカリで購入したのですが、AFに少し難ありでした。MFレンズしか持ってなかったのでわからなかったのですが、後になって気付いてももう遅かったです。悲しい...

なので実際に触れる店舗で探すのが無難ですね。古いものも扱っているカメラ屋さんが近くにある人はそちらもおすすめです。

ちなみにバッテリーは互換のものならAmazonで購入できます。今のところ問題なく使えていますが、あくまでも自己責任でお願いします。

 

CMOSでしか写真を撮ったことがない人はきっとCCDの魅力にやられると思います。興味ある人は今のうちに購入しないと状態が良いのはどんどんなくなっていきますよ!欲しいと思った時が買い時ですので、ぜひ見つけた際には購入することをおすすめします。